無印のコオロギせんべいが届いた
あわわ、買ってしまった。。。
無印良品の新商品『コオロギせんべい』。
オンライン限定販売だった物を、発売当日に注文していまして、本日届きました。
6月4日(虫の日)に届くなんて粋やん。
ドキドキ。
未体験の昆虫食
近頃、昆虫食を薦める動きが世界的に広まっていますよね。
タンパク質やミネラルが豊富な健康食品であり、牛や豚などの家畜に比べ圧倒的に飼料効率が良い。
例えば、牛の体重を1㎏増やすためには10㎏のエサが必要だけれど、コオロギは2㎏でいい。
可食部の割合も牛が40%なのに対してコオロギは倍の80%も食べられるのだとか。
広い土地も必要としないし、飼育のための水も少量で済む。
更には、メタンガスや二酸化炭素などの温室効果ガスがほとんど発生しないなど、メリットだらけなんですね。
なるほど、薦める理由も頷ける。
私は食べ物の好き嫌いをしない方だと思うのです。
苦手な味や、好んで頼まない料理はあるけれど、出されたものはなんでも食べてきました。
でも、
「お虫様」は、食べたことがない。
その、やっぱり見た目があれなやつはなかなかトライできなくて。。。
なので、実はシャコも食べたことない。。。
すみません。
長野県とか、日本でも普通に昆虫食の文化があるのは知っているし、イナゴの佃煮なんかは美味しいらしいというのも知ってる。だけど、関西住みの私にはやっぱり馴染みが無いし、抵抗がある。。。
しかし、「食べられるものなら食べてみたい!」とも常々思っていました。
そんな折、無印からコオロギ粉末を混ぜ込んだせんべいが発売されると知り、「原型をとどめてないタイプの物ならトライできそうや」と勢いでポチったのでした。
では、実食。。。
見た目は普通のせんべい。
コオロギを粉末状にして練りこんであるため、言われなければ虫が入っているなんてわからない。
少しでも食べやすくなるようにと、可愛いペーパーを敷いた皿に盛ってみた。夫が嫌な顔してる。
よし、た、食べるぞぉ!!
ん?
んん?
これは、まさしく「エビせん」!!??
うん、全く同じではないけど、エビせんぽい風味で普通のせんべいとして普通に食べられるな。
無印の公式でも、
『コオロギの味を活かすために余計な原料を使わず、シンプルな配合にしました。エビのような香ばしい風味が特長です。』
とある。
確かにエビ。何も聞かされずにこれを出されたらエビせんだと思って食べる。
すごい。
ただ、味付けがシンプルなせいか、食べて少し経つと後味がイマイチ?
なんだろ、果物の渋い部分を食べた後のような少しの苦味が出てくるかな。
個人的にはこれに少しの醤油味が付いていればもっと食べやすいかなと思う。
いや、これは昆虫食の入門としては少し優しすぎたかもしれない。。。と思いつつ、これまでシャコすら食べられなかった私が食べられたのだから、これくらい原型をとどめず、美味しく加工してあるものがもっと流通すれば、徐々に昆虫食が当たり前になるだろうなとは思った。
アレルギー注意
興味はあっても体質で食べられない人もいます。
食用コオロギはえびカニアレルギーのある方は食べられません。
お気を付けください。
ちなみに、夫は食べませんでした。
※アレルギーではない
おしまい。