年末から胃の調子が悪くて、冬季休みが終わったくらいのある日の夕食時、胃の上あたりに激痛が走りました。経験したことの無い痛みだったので、念の為翌朝病院へ。
「逆流性食道炎っぽいねー」と言われ、後日胃カメラを飲むことは確定。
とても良い先生で、「具合が悪い時やと全部保険きくから、この際やから色々検査したらー?」と言ってくれて、せっかくなので全身の検査をして貰うことに。
正社員で働いていた頃は毎年会社で健康診断があったのですが、結婚してパートで働くようになってからは、一度も健康診断を受けていなかったので、「何か見つかったらどないしよー」と内心ドキドキ。
というわけで、急遽CTやMRIの検査をすることになったのですが、MRI検査の前に「金属がついているものは全て外してくださいねー」と。MRI検査を受けるのが人生で三度目のあこ餅は、それはもう慣れた手つきで下着を脱ぎ、ピアスやネックレスを外し、指輪を外・・・、
はず・・・・
は、はずれない・・・。
結婚してから15kgも増量したツケがこんな所で・・・。
ねじっても、つっかえる肉をグイグイ押してもダメ。
ああ、検査室に入る前に気付いていれば、トイレでハンドソープ付けて外せたのに・・・。
「あこ餅さーん?着替えられましたかー?」
技師の先生が呼ぶ。
既に第二関節から先は鬱血し紫色になっている。
もうアカン。
カーテンを開け「すみません、指輪が外れなくて・・・」と言うと、
「あ、大丈夫でーす」
あ、そうなん?
大丈夫なんや。
へー。
MRIって指輪大丈夫なの?
なんとなく「あ、そうですか」と言うだけで理由は聞かなかったんですけど、帰ってから調べてみたら、金、銀、プラチナなどの貴金属は、MRIにほとんど影響しないのだとか。そういえば、着替えを入れるロッカーも検査室の中にあってカーテンで仕切られているだけだし、ロッカーの鍵はMRIの装置のすぐ側にある小さいカゴに入れるだけ。ロッカーも鍵も金属なのにと思いましたが、これも調べてみたら特殊な金属で出来ているから大丈夫なんですね。
金属製の装飾品を身につけていると、金属の触れている部分が熱傷を起こすとか、MRIの磁力に引き寄せられて取れなくなるとか、怖い噂を聞いていたので、これまでは必ず指輪も外していたのですが、無理に外す必要はなかったのですねー。
あ、ちなみに色々と検査をしてもらいましたが、オールA判定でした。なんなら「逆流性食道炎」ですら無かった。
激痛が走ったのは何だったのか。
先「その日、何食べたの?」
餅「えーと、ホルモン鍋に一味を大量にかけてましたね。辛いものが好きなんですけど。あまり良くないんですかね?」
先「絶対そうとは言えないけど、飲み込む時に喉の奥が傷付いて、唐辛子の刺激で痛かったんとちゃうかな。」
なんや、そうなのか。
これは恥ずかしい。
そして、胃の調子が良くないのも、太ったせいで胃が圧迫されて気持ち悪いだけなんだとか。
・・・
うん、痩せよう。